平凡マネと素敵テニス部の日常
□平凡マネと素敵テニス部の日常19
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『な…リョマが、うちを…?』
幼馴染みで
弟のように可愛がってきたリョーマからの告白に主人公の名前はただ驚くしかできなかった……。
「困らせる…つもりはなかったんだ、けど…言わないともう会えなくなるから…」
『リョマ……』
主人公の名前が口を開こうとした時だった。
「越前!」
「部長…」
『国光…』
手塚だった。
「今から明日の予定についての部内ミーティングだ。至急俺の部屋まで集まってくれ、」
「ウィース。」
被っていた帽子を直し、
手塚と共に歩いていく
『待ってリョーマ!』
「返事は明日、帰る前に聞くよ。おやすみ主人公の名前」
「おやすみ主人公の名前夜更かしはするんじゃないぞ、」
『うん…おやすみなさい…二人とも。』
主人公の名前も自分の部屋へ戻っていった。
『ただいま…』
「おかえりなさい!」
「元気ないですね、どうしたんですか…?」
『う、ううん!どうもしないよ♪それより二人は何か話しての?』
「恋ばなしてたんです♪」
「楽しいわよ〜♪主人公の名前ちゃんもどう?」
『恋ばな…』
一番話したくないテーマだった。
今は 恋 と聞くだけで
涙が零れそうになる。
『うん!入る!いれてー!』
と ベッドへダイブ。
この気持ちを気付かれないように、
忘れたい一心で飛び込んだ。
「「きゃーっ!」」
『あははっ♪』
「もう!主人公の名前ちゃん!」
「びっくりしたあ!!!!」
『ごめーん★』
「ま、いいや!今美雛先輩の好きな人の話をしてたんです!」
『美雛ちゃんって好きな人いるの?!』
初耳だった。
「え…あ、うん//」
『だれー?』
「えっと…//」
「お兄ちゃんなんですよ!」
『───え?』