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□魂の世界
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開き直ってしまえば実に楽なものだ。
刀の重さというのには正直慣れない。
亮が今まで得意としていたのは双剣や大剣、鎌、双銃。刀剣は扱っていなかった。
だがここでは斬魄刀と呼ばれる、死神の武器を使わなくてはならない。
彼らが個性豊か……というより豊か過ぎることはすぐに分かった。
正直あまり関わりたくないのだが、元の場所に戻るには情報の集まる場所にいるのがいい。
そして情報の集まる場所というのは限られている。
仕方なく亮は死神を目指した。
しかし目立ちすぎてはいけない。
かろうじて死神になれるレベル。
下からの方が色々と観察出来、面白い情報が入ることもあるのだ。
それから、段々と実力を上げていく。
すると面白いくらいに評価も高くなるのだ。
席官になるのも時間の問題。
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