□魂の世界
2ページ/4ページ









開き直ってしまえば実に楽なものだ。



刀の重さというのには正直慣れない。

亮が今まで得意としていたのは双剣や大剣、鎌、双銃。刀剣は扱っていなかった。





だがここでは斬魄刀と呼ばれる、死神の武器を使わなくてはならない。











彼らが個性豊か……というより豊か過ぎることはすぐに分かった。


正直あまり関わりたくないのだが、元の場所に戻るには情報の集まる場所にいるのがいい。

そして情報の集まる場所というのは限られている。


仕方なく亮は死神を目指した。

しかし目立ちすぎてはいけない。


かろうじて死神になれるレベル。


下からの方が色々と観察出来、面白い情報が入ることもあるのだ。


それから、段々と実力を上げていく。


すると面白いくらいに評価も高くなるのだ。


席官になるのも時間の問題。





.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ