□ごちゃ混ぜ
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トリエット遺跡





トリエット砂漠でさ迷っていたキリエ。

かろうじてトリエットに辿り着き、宿屋でバイト。

そこで再生の神子一行と出会う。





そしてトリエット遺跡。

「……あなた、確か宿屋で……」

キリエが来たのを見て、遺跡モードから戻るリフィル。

「あ、はい」

トリエット遺跡でロイド達と再会。

「どうしてこんな所にいんだ?」

「えっと……散歩、です……」

「散歩?こんな所を?」

疑わしげなジーニアス。

「……分かりません。でも、こっちに来なきゃいけないような気がして……」

「よく来れたなぁ」

ロイドは笑ってキリエの肩を叩く。

「あ、うん……」

「魔物に襲われなかったのか?」

「あ、僕料理は得意なんです」

「?」

「すごいね〜!ジーニアスとどっちが上手なのかな?」

「ちょっと待ってよ!今の受け答え変だよ!」

ジーニアスが突っ込む。

「……それで、お前はどうしてここにいる」

クラトスはキリエを鋭い目で睨んでいた。

「どうしてって……。散歩、としか……」

「散歩で来るような場所じゃないわ」

「そうなんですか?」

「……ハァ」

リフィルは溜め息をついた。

「そうだ、お名前は?」

「キリエ・イルニス」

「キリエ、だな!」

「キリエも来る?」

「「コレット!?」」

ジーニアスとリフィルが叫んだ。

「え?ホント?よろしく」

にっこり笑うキリエ。

「よろしくな!」

「ロイドまで……」

クラトスとリフィルも頭を抱える。

「……こんな見ず知らずの人を連れてくなんて……」

「……神子の意向に従わなければならないとはいえ……」

一見人畜無害に見えるキリエ。

「(だが……)」


クラトスは以前キリエに会った事があるような気がした。

もちろんトリエットで、ではなくもっと昔……。

まだマーテルが生きていた頃の事。

だが記憶はあやふやで、あまり覚えていない。


「……とにかく、戦えるのね」

「あ、足手纏いにならないようには努力します」

キリエは腰にナイフが左右に2本ずつ下げている。

「それじゃ!しゅっぱーつ!」

ロイドから遺跡の中に入っていった。


キリエはロイドの後に続き、目を細めた。




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