星の煌き

□覚悟
1ページ/5ページ

去っていく土方を横目で見て、銀時は笑みを浮かべた。

「(ったく、厄介なモン抱え込んで……)」

妖刀の呪いをねじ伏せた土方に、素直に感心する。



いくら、銀時が助力したとはいえ、最後にねじ伏せたのは土方の力だ。


銀時の目に、もう妖刀の放つ嫌な力は映らない。


それでも、土方は全てを背負って生きていく覚悟をしている。





銀時も人のことは言えない。


散々人も、天人も斬ってきた。


だから、銀時にも幽霊が憑いていておかしくはない。


.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ