Boy

□『僕の・俺のモノ』
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「ツナさんっ!!」

「ごめんっ!!骸待った!!??」

こっちです。と手を振っていた骸と並盛のデパートで待ち合わせをしていた。

「いえ、今来たところですよ。」

行きましょう、と骸は手を差し伸べたが、軽く首を振り断った。

「ごめん。骸。」

「クフフ、いいですよ。大切にされてますね、雲雀君。羨ましいですよ。」

クフクフと気持ち悪い笑い方をしながら、骸は、では行きましょうと先導をきって歩きだした。

「ちょっ、骸待てよ!!」

パタパタと前を歩く人を追いかけ、そして隣で歩きだした。

それを観ていた周りの人はいくら彼氏彼女じゃなくてもカップルに見えていて、初々しく周りは観ていた。

「つ…なよし?どうして…。」

どうして、あのパイナップルと楽しそうに歩いてるの?

そして、その『周りの人』に雲雀が含まれていて、沢田をずっと観ていたことは沢田は知らない。














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