Event

□クリスマス
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「え…これ…。」

「…。」












『クリスマス』












「雲雀さん、ありがとうございます!!」

クリスマスの朝起きてみれば、目の前にはラッピングされた袋。

今時、サンタなんて信じてないけど…。

恋人のサンタに向かってお礼を言った。

「まぁ、開けてみなよ。」

と、促されてドキドキしながら開けてみれば、テディベアで。

「可愛いっ!!!!」

そういって思いっきり抱き締めれば、テディベアのふわふわとした生地ではない違う感覚が胸にあたった。

冷たくて、小さい…?

胸から離して、人形を見て観れば、首に掛かっていた物。

「…指輪。」

そう呟いた時、後ろから抱き締められていた。

「雲雀さん…。」

人形の首に掛かっていた、指輪を彼が取り、私の指にはめた。
シンプルなシルバーの指輪。
彼らしいと思った。

「この指輪、僕とお揃いなんだ。」

ほら、と彼が左手を見せてくれた。

そこにはお揃いの指輪をしていて…。

「ありがとうございます、き…恭弥さん。」

勇気を出して、初めて彼の名前を呼んだ。

「ツナ、最高のプレゼントだよ。」

ちゅっと、ツナの項にキスをして、さらに彼女を抱き締める。


いつ気が付くのだろう、指輪の裏に書かれたメッセージに。


驚いたときの彼女の顔を想像し、ふっと笑った。


「?どうしたんですか?」

「なんでもないよ。」

さぁ、寝ようか…。

そう言って、雲雀は沢田に布団を掛けた。





















アトガキ

クリスマスに間に合わなかった…orz
綱吉の性別は、自由です。
う〜ん、脱出で書いたからいつも駄文だけど、さらに駄文だ★


20081226 Sayo.T















おまけ

※会話だけ


「ツナさぁぁんVv」

「死ね。」

「ちょっ、雲雀恭弥!!いきなり殴りかからないで下さい!!」

「じゃあ、綱吉、あのパイナップルを殴りな。」

「え?ちょっと、いりませんってトンファー。渡さないでくださいよ!!」

「綱吉くん、殴るんならビンタでwW」

「え、やだ。」

「綱吉、こんな奴放っておいて行こう。」

「はい。」

「じゃなくて、綱吉くんにクリスマスプレゼントがあるんですよ。」

「へぇー、ありがと…何?この出かい箱。」

「えーっとちょっと待ってくださいね。」

「って、何箱に片足突っ込んでんの?」

「だから、僕がプレゼントですvV」

「死ね、変態。」

「雲雀君殴らないでくださいよ。僕、一生懸命考えたんですよ。僕の等身大チョコレートとか…勿論全裸で。」

「「死ね。」」

「あぁ、綱吉くん、もっと僕を殴ってください。雲雀恭弥以外。」

「雲雀さん、どんどん殴っちゃってください。止めは俺が刺すんで。」

「…綱吉、こんな奴相手にするの辞めよう、馬鹿馬鹿しくなってきた。」

「そうですね。行きましょう雲雀さんvV」

「あぁ、行かないでくさいー!!!!!」




強制終了


なんかおまけのほうが長い気がする…。

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