Boy

□『殺しリズム』
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新しく入ってきた部下が、挨拶に来たときに、俺に質問をした。












「ボスはやっぱり一番強いんですよね?」











部下が、呟いた一言で皆は固まった。

ただ、俺だけは笑っていたけど‥


「おまえ!!新人のくせに10代目になんて失礼なこと言うんだ!!すみません!!10代目!!」


「気にしてないよ?隼人。でも、初めて聞かれたね、そんな言葉。」


俺は、そう言いながら必死で、その部下共々頭を下げる隼人に対して笑顔で言った。


「実際‥どうなんだろうね。恭弥さんや骸とか強いしね。俺も分からないや。ごめんね?答えられなくて。」


俺は、少し考えた後で笑いながら部下に言った。


「いえっこちらこそすいませんでした。」


「いいって。けど、気になるよねー。やろっかー殺し合い。」


「はい?」


新人君の目が点になった。
今の発言に驚いたのだろう。


「殺し合いってことじゃないけど、誰が一番強いか?って決めようよ。幸いしばらく抗争もないし。」


「じ‥10代目。本気ですか?」


「冗談で、こんな事言わないけど。考えてみたら、今まで本気で戦ったことないじゃない?」


そう俺は言って、前にあったソファに脚を組んで座り、隼人が容れてくれた紅茶を飲んだ。


「それもそうですが‥」


「暇だし。」


『暇って‥十代目‥』と確実に思ったであろう隼人を俺は笑顔で見ていた。


「じゃあ、さっそくみんなに連絡してエントリー開始しようか。」


俺はそう言い、緊急連絡回線で皆に説明していたら家庭教師が凄い勢いで来て銃を突き付けられたことは言うまでもない。















『殺しリズム』













「お前、そんなことで緊急回線使うな。緊急回線は緊急の時に使うんだぞ。」


お約束通り、家庭教師に怒られながら書類にペンを走らせていく。


「すみませんでした。けど、緊急だったし。」


一通り終わり、ペンを置いて執務室に備え付けてある小さなキッチンへ向かおうと立ち上がった。


「ごちゃごちゃうるせーぞ、ダメツナ!!」


「うがっ!!」


レオンが変形したスリッパで叩かれた。
なんでスリッパ?と思ったがそこはいつもなので放っておく。


「で‥いつやるんだ?殺し合い」


リボーンが後ろで話しているのを聞きながら、マグカップを二つ用意して、エスプレッソを注ぐ。


「あれ?リボーンも参加するの?」


注いだエスプレッソをリボーンに渡しながら、俺はもう片方の手でマグカップに口をつけた。


「ったりめーだ。世界最強のヒットマンが参加しねぇでどーする?」


そう言いながらエスプレッソに口をつける。
それを確認しながら俺は言った。


「午後からだよ。」


「あ?」


「ということで、‥リボーン今日一日オヤスミ☆」


「なっ‥ダメツナ?何をしたんだ?」


「あれ、気付かなかった?超強力睡眠薬vV」


だって、リボーンが参加したら俺負けちゃうし‥と続けながら既に意識を無くしているリボーンに言った。


「よし、これで邪魔者はいなくなった☆」


そう笑いながら俺はグローブをはめて執務室を出た。











ボンゴレ本部―庭―

青空の下で戦いに参加する者が集まり、戦いの幕が降りようとしていた。



終わり☆


××アトガキ××

ここまでよんでくれてありがとーごさぃ。
そして、途中で強制終了しました。

続きは勿論書きますよvV
うん、いろいろと考えております☆

我が家の十年後のツナさんは、真っ黒なのですvV
てか‥みんな真っ黒?
ツナの為ならば?


2008.1.12 SAYO.T
 

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