はなちゃん

□訪問3
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道場。

ジョンファンの家は
その言葉がちょうど良かった。

どこからどう見たって
柔道以外の、何?
ってかんじだった。

「さぁさ入るマス」

おばちゃんくさいジョンファンの言葉に甘え、
二人は奥へと進んだ。

外から見たとおり
そこは道場だった。

部屋がない。

「スージー。帰ったギャス?」

低い声に右斜め45度を向くと、
若いけどごつい感じの人が座っていた。

「ジャジャバロ、ただいマス」

ジャジャバロって何だよ。
お前ら日本語使えよ。

エイムとはなちゃんの思考は
かなりぴったり合わさった。

「ジャジャバロは父上のことマス」

思考を読んだのか、ジョンファンはガッツポーズを決めた。

「さぁて、始めるかな。ジョジョバロー!!」

「…ジョジョバロ?」

「爺上様マス」

ジョンファンは楽しそうだ。

と、目の前にジョジョバロが降り立った。
どこにいたんだろ、こんなじいさん。

などと、はなちゃんが考えていると、

「天井裏ダバシ?」

と、また読まれてしまったので
もう無駄なことは考えなかった。

「ジョンファン、やるダバシ?」

「マス」

試合が始まってから、
ジョンファンは爺上ジョジョバロに
打ち勝とうと頑張っていたが、
ついてきて、見学している二人は

「ねぇはなちゃん」

「何?」

「あのじいさん、こっち見てくるんだけど…」

嫌らしい視線でのセクハラに
困り果てていた。




結論
ジョンファンの家族は
変な日本語を使い、
セクハラじじいも顕在する。










後書き

…視線でセクハラって言うのかなぁ?
まぁいいや(良くねぇよ

気まぐれで書いてる小説だから
ジョンファンの家の存在
かなり忘れてました。

…じゃっ!(逃走
2008/03/12
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