はなちゃん

□カラオケ
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「庶民はカラオケの専門店で歌うらしい」

エイム(あだ名)が
机の上にふんぞり返っている。

トランプをしていた
はなちゃん(あだ名)とジョンファン(あだ名)は
かなり死んだ目でエイムを見た。

「情報屋マスね…エイムは…」

「元気ないなぁ!トランプでそんなに疲れたの?」

「まさか。トランプで賭をしてるんだ」

はなちゃんはジョンファンのカードを一枚引いた。

ジョーカー

「いっ!!」

はなちゃんは思わず声に出すと、
ジョンファンを見た。

今までにないほど
真っ黒な笑いが
ジョンファンのフェイスに浮かんだ。

「マス…」

そのかけ声を合図に
彼の反撃は
始まった。

そして10分もしない内に
ジョンファンは勝利を収めた。

「これで週末ははなちゃんちでカラオケが出来るマスよ…!!」

「嘘、嘘だ…。私がジョンファンに…」

その頃、エイムはと言うと、
はなちゃんの後ろの席で
大爆睡していた。
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