はなちゃん
□パロディ☆シンデレラ編
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むかし、どっかのある国にシンデレラという
大金持ちの家の娘がいました。
「この時点でもうめちゃくちゃじゃん」
その娘は突っ込みが大好きなようで、
まるではなちゃんのような子でした。
「…本人なんですけど…」
さて、そのシンデレラの父君母君が
急病でなくなってしまいました。
シンデレラは悲しみましたが、
親戚のおばさんが引き取ってくれることになったので
安心して引き取られました。
しかしどうでしょう。
そのおばさんは財産目当てだったのです。
シンデレラは家を乗っ取られ、
みすぼらしい服を着て
毎日毎日過酷な掃除をしていました。
「………」
「ちょっとぉシンデレラァー?あんたちゃんと掃除してるー?」
「あたしの部屋のゴミ箱、3ミリ動いてたんだけどマスー」
おばさんの子供である
エイムのようなお姉さんと
ジョンファンのようなお姉さんに
シンデレラは心をずたずたにされてきました。
しかし、こうしていられるだけいいんだ、と
自分を慰め励まし、耐え抜いていきました。
「あ、睫毛まで落ちてるんですけどぉー」
「…ノリノリだね、エイム…」