†銀高小説†

□怖いのトンデケー
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夜、誰かのぜーぜー荒い呼吸音で目がさめる




「晋助…?」

「……ッ…」

みると今にも泣き出しそうな顔をしながら震えてる


「どうしたの?」

「…─何も…ね…ぇ」


高杉にまたがるようにし、優しく髪を撫でてやる


「顔白くなってる…怖い夢でも見た?」

「………み、んな…俺なん…か……為…に……」


嗚呼
コレは…旧鬼兵隊の夢…見たのかな、
打ち首にされた皆の姿みちゃったんかな。


「晋ちゃん…大丈夫、大丈夫だから」

「……─ッ」

「怖いの怖いのトンデケー。」

「ククッ…子供扱いか」


しばらく喋ったりしていると高杉はすやすや寝てしまった
その横顔はまるで子供みたい




どうか今度はいいゆめが見れますように



 

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