†銀高小説†

□赤い空《未完成
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真っ赤



真っ赤




何処を見ても何を見ても赤の世界




死骸だらけのこの戦地の中を走りぬける男が一人



鬼兵隊隊長の高杉晋助



「ッハ─ッハァ─ッ!!!ッ」


まだ追ってきやがる!!


鬼兵隊はほぼ全滅状態
罠にはめられた
天人が鬼兵隊に集中攻撃を仕掛けて来たのだ

嗚呼…ッ畜生

バッと振り返ると天人がおよそ15、6人ぐらいは居る

いつもなら余裕だが深い怪我を負った今、こうして走る事で精一杯だった

だが



「一か八か迎え撃ってやる」


体の向きを天人の方に向け、刀を構える高杉


天人「グェッヘヘヘなんだ?やっと諦めたか、」

下品に笑う天人の隙をつき、一気に切り掛かる

ザシュ!!!!

目の前に血飛沫が舞う

「ギャァァアァァアァァ!!!」

天人「!!!こいつ…切れ!!!切れぇえぇぇえぇ」

神経を集中させ、天人から降り注ぐ刀をよけて切る

一気に7体ぐらい斬ったが
血の出過ぎからか一瞬ぐらりと視界が揺れる

その隙を突かれ、
刀の柄で腹を思いきりどつかれる

高杉「ガハッ!!!ぐ…ぁ…!ゲェッ」
一気に呼吸困難になり
視界が涙で霞む、
一瞬のうちに天人達に抑え込まれてしまった

天人A「グハハッ中々頑張ったな、」

天人B「ん、こいつ良く見たら可愛い顔してますね、」

天人c「本当ダ!!ナァ!!!コイツ」


  「ヤッチマオウゼ」


その言葉を聞いた瞬間
全身の血の気が下がるのが分かる、

動かない身体をうごかし必死に逃げようとするが
呆気なく服を破られそれで両手を縛られる

高杉「や…辞めろ!!!」

叫び声も空しく
太く、酷くじめじめしている天人の手がのびてきて
肩を掴まれる

と、ともに裂けるような、痛みが走る

高杉「─ゔぁ、あぁぁ!!!!」

慣らしもしていないそこ、に天人の太い自身が突き刺さっている
圧迫感で息も出来ない
意識が朦朧とする

高杉「─いァ…ッ!ぁ゙う…ッ殺せ!!!」

天人A「フフン、まだ殺さねーよ。始めたばっかだろ」

こんな醜態さらすぐらいなら死んだ方がましだ

手を探り刀を探すが、見つからない

痛みと悔しさの余り涙が溢れる

天人B「ハハッおぃおぃもっと優しくしてやれ涙目だぞ」

ニヤニヤ笑いながらその天人が高杉の口に自身を入れる

天人「ほら、早く舐めろ」


高杉は力なく首を振る


天人「フフン、高杉晋助。君は白夜叉との噂があったね、、ここでひと暴れしたらスグ彼は君の元に飛んでくるだろうね、」

高杉「───ッ…!!!」


こんな姿を銀時に見られたくない─…


口をユックリ動かし始める
畜生…情けなさで頭が痛い

天人「イイコだ…」



後孔は裂け、痛みで意識が飛びそうだ


嗚呼、誰か


助けて


銀時…ッ
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