-導くは魔法-
□今日も魔法少女は元気です。
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「なのはっ!」
『フェイトちゃんっ!』
手を握り合いしっかり瞳を見つめ合う弐人
「私がいなくなっても絶対生き残って!」
『フェ、フェイトちゃん…なんで…どうして敵どうしなの!』
「敵になっても、なのは全力全開できて!」
『む、無理だよ…フェイトちゃん…』
「なら、絶対生き残ってよ!」
『え…?』
「そしたら私が、なのはを…」
『フェイトちゃん…』
そのまま弐人は手を離し、ゆっくりとお互いを抱きしめ…
「アリサ・バニングスキーック!!!」
ずがしゃー!!!
『「きゃー!?」』
「あんたらドッチボールやるのに何してんのよっ!」
『あー、アリサちゃんナイスツッコミや』
「だって、なのは と敵同士なんだよ!?」
「ジャンケンで勝って、そしてグーを出した自分を怨みなさい」
『まぁまぁ、アリサちゃん。』
「ったく、バカップルもいい加減にして欲しいわ」
『あれやね、魔法少女リリカルなのは。リリカルマジカルじゃなくて』
「じゃなくて?」
はやてが人差し指を立て笑う
『リリカルマジカルバカップル』
「…あぁ…そう……ね…」
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