-導くは魔法-
□ギュッ。
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ぎゅうぅ……
感じるのは暖かい温もり
この香りは…
『どうしたの、フェイトちゃん?』
少しだけびっくりするものの、私に回されたフェイトちゃんの手と重ね合わせた
「…なのはを抱きしめたかっただけ…」
『そっか』
そんな返答がすごく嬉しいものの、私は少しだけ苦笑いした。
だって、やっぱり恥ずかしいもん
そんな思考を遮るように、私の名前を呼ぶフェイトちゃん
「なのは」
『うん?』
「好きだよ」
『うん』
「しばらくこうしていい?」
『うん!』
感じる温もりにはあなたがいればいい…
END