お題
□身の程知らずの人魚姫
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[マルコ]
98身の程知らずの人魚姫
「峨王!それ僕の!」
「知ってる」
知ってるなら勝手に食うなっ!!
しかもそれを持ってどこ行くわけ。
ガシッ
峨王の肩に捕まってやった。
「邪魔だ。」
「じゃあ返してよ。」
そういうと黙るくせに。
峨王が着いた先はマルコのクラス。
「峨王がわざわざ俺のとこに来るってどーゆことよ」
「こいつが邪魔だ。」
背中の僕を指す。
「危ないからこっちにこいっちゅー話!!」
「マールーコー!!」
悔し紛れに峨王の耳に噛み付いてマルコの元へ駆けた。
「僕のヤキソバパンがー!!」
「ヤキソバパンくらいまた俺が買ってやるっちゅー話。俺はお前の身が心配なわけ」
そういうと僕の額にキスを落とした。
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