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しょーもないですが短いお話を…



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ざわつく朝の教室。

昨日の出来事やらくだらないことを語り合う中で、一際目立つ存在がいた。

銀髪の天パを揺らめかせて眩しいばかりの笑顔を振りまく銀時と、隻眼をした鋭い目つきで不良を剥き出しにした高杉だ。


「よっ!ヅラ!」
「今日は遅いじゃねーかヅラァ。」
「ヅラじゃない桂だ!貴様等は挨拶もまともにできんのか!」


二人と対等に話をできる数少ない内の一人であるヅラ…もとい桂は二人のせいで学校での第一声を叫ぶ羽目になった。


「朝から大声出すなよ。うるせぇ。」
「誰のせいだ。」
「え?俺等のせいなの?」
「まったく、お前らには付き合ってられんな。オレは予習をしなくちゃならないんだ。」
「は?予習って…お前真面目にも程があるんじゃね?」
「テストの前の確認だ。」
「…テスト?」


銀時は目をぱちくりさせて言った。
盛大な溜息を吐いて桂が教科書を銀時の目の前に突きつける。


「英単語の小テストだ。忘れていたのか?」
「えええええぇぇぇ!?嘘っ、知らねぇ!高杉知ってた!?」
「一応な。」
「ちょ、なんで教えてくんねーの!最悪!」

高杉は頭を抱えて苦悩する銀時の腰に腕を回して引き寄せた。


「なんだよ裏切者。」
「裏切り?教えてやる暇なんかなかったろ。」
「はぁ?」
「お前がオレん家来るなり誘いやがるからヤリっぱなしだったろ?」
「おま、オレのせい!?元はと言えばお前が変なことするから…!」
「コイツ赤ちゃん出来るとかって喘いでよー。バカだよな。」
「お前だってオレのガキなら悪くねぇとか言ってただろ!」


周りの目も気にせずエスカレートしていく話に桂は再び溜息を吐いた。
話を聞いた通り二人は付き合っていて、そういう行為もすでに経験済みだ。


「まあ、嘘じゃねぇからな。ガキなんざ好きでもねぇがお前との子供ならいいぜ?」
「え…。」
「ククッ。何ゆでだこみてーな顔してんだ。」
「バ、だって…お前がっ変な事言うから…!」
「変な事?」
「オレの子が…欲しい、みたいな…////」


ゴニョゴニョと言葉を濁らせて真っ赤にした顔を俯ける。


「んだぁ?テメェはいらねーのかよ。」
「…ッんなの…!欲しいに決まってんだろ!バカ杉!」
「じゃあ今から作りにいくか?」
「…うん////」


桂はまた始まったと呆れ顔で自分の席に着くと、教科書を開いて予習を始めた。


「つーかさ、それ…なんか…プ、ププ…プロポーズ…みたいなんだけど…////」
「あ?…そんなつもりじゃなかったけど、それでもいいぜ?嫁に来いよ銀時。」
「う、うん!」
「じゃあ子作りしに帰んぞ。」
「オレと高杉の子なら絶対スゲェ可愛い子生まれるよな!」
「当たり前だ。最低でも4人は作るぞ。」
「マジでか。4人作るのに何回ヤられるわけ?オレ壊れるって。」
「何言ってやがる。2回3回じゃ満足しねぇくせによぉ。」
「だって気持ちいいんだもん。高杉うまいから。」
「ククッ。じゃあ今日もガンガンに犯してやるから派手に喘げよ?」
「…バカ////早く帰ろ?身体熱くなってきちゃった。」
「じゃあ今ココでヤるか?」
「はぁ!?ふざけんな!」
「冗談だバカ。テメェのエロい顔こんな奴等に見せてたまるかよ。」
「もーいいからさっさと行くぞ!」
「はいはい。」
「じゃあなヅラ。担任に上手いこと言っとけよ!」





二人が出て行った後、教室が静まりかえる。

その時その教室にいた全ての生徒が同じことを思っていた。




こんのバカップルがあああああぁぁぁぁ!!!!






続きます。裏注意→


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