フルレジ言の葉

□百合かもめ
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サクラ色した
きみの頬が濡れるたび
また僕の心を
締め付けるもの
それは何度も
失くしてしまいたかった
人を愛するという心

嘘をつくことで
また自分を守りながら
それでも生きることに
意味はあるの?

裏切られることは
慣れたから
そばでただ
微笑んでくれたらいい
少しだけ戸惑った
きみのそばで
優しさの数を
数えよう

つらさや弱さ
心の奥にしまい込んで
強がって生きる
きみは弱い
夜も眠れない
そんな日々が続くのなら
ボクが傍にいるよ
目を閉じて歌を

ささいなことで
何もかもが
信じられなくて
それでも何度も
立ち上がって
きただろう?

涙流した季節さえも
きみは忘れさせて
くれるから
目を閉じて肩寄せて
手を繋いで
ウソのない世界を
見に行こう


確かに生きた
その証を
胸に刻んで
いつまでも
変わらない想いを

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