ショウセツ.2

□プレゼントFOR YOU!
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「は?」

忍足は、何を言われたのか解からない。と言った表情で聞き返してきた。

「・・・だから。誕生日で欲しいものをきいてるんだよ!!」

こんなこと何度も言わせるんじゃねー!!苛立ちから、声を荒げてしまった。


「跡部・・・」

忍足がビックリしたように返事をした。

「・・・んだよ。」

「普通・・・プレゼントって、自分で選らばんか?」

・・・まぁ、もっともな返事だな。

「・・・それがわからねーから聞いてんだよ。」

「あんなぁ。俺は、跡部が選んでくれたプレゼントやったら・・・なんでも嬉しいよ。例え、あめちゃん1個だってなぁ。」


・・・忍足は、そんな事を俺の頭を優しく撫でながら言っていた。
多分。



頭を撫でられていることに気を取られてしまい、あんまり忍足の言ったことを理解していなかったんだと気が付いたのは、後になってからだった。








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