06/23(Sat) 08:41
議員定数を減らしすぎると周辺島民の声が届きにくくなる
SDN48佐渡管理人
佐渡島雑談投書箱をごらんのみなさま、おはようございます。梅雨のまっただ中ですが、ここ数日は少し肌寒い感じがします。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
今回緊急に取り上げなくてはならないテーマのひとつに、市会議員定数の削減問題が急浮上してまいりました。一説によると、今回24名に減らされたばかりの議員定数を、さらに4名減らして20名にするということです。この20名は、自分が佐渡島に来た当時の相川町だけの議員定数に相当します。(自分が選挙に出たときに18名に減らされたが)
佐渡市になってからの8年間で、10市町村あった当時の158名から60→28→24へと、段階的に議員は減らされてきました。この8年間の人口減少は約1万人・率にして約10%あまりに過ぎませんが、議員の減少率は実に約85%にのぼります。いくら合併して経費削減のためには仕方ない面があるとはいえ、これだけ極端に減らされたケースは全国的にもほとんどありません。
東京23区の1.4倍近くもある広い島で、今でさえ周辺部や中心街の島民の声は届きにくくなっています。本当に選ばれるべき人材が議会に出にくく、資金か知名度は強くても大して島民の声を聞かない議員ばかり選ばれやすくなっています。今回の6月議会でも、一般・代表を合わせて質問した議員は14名にとどまっています。
佐渡のような広い島では、職員の人数そのものを減らすのにも限度があります。せいぜい一人当たりの人件費を民間並みに減らす程度でしょう。それだけでも30〜40億円近い経費が節約できます。議員定数も、今後大幅に人口が減るようであれば更なる削減が必要になることもあるとは思いますが、すでに2町村分の議員(佐渡では1町村あたりの最も少ない議員は14名だった)より少ない状態です。
これ以上に島民の声を届きにくくするむやみな議員定数の削減には反対したいと思いますが、ごらんのみなさまはいかがお考えでしょうか?賛成・反対を含め、みなさまの暖かいご意見・ご感想を、心からお待ちしております。ごらんいただき、まことにありがとうございました。
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