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【ストレリチア・レギナエの育て方】 半耐寒性常緑多年草



 別名:ゴクラクチョウカ
 学名:Strelitzia reginae

(極楽鳥花)
 鳥が羽ばたく姿のような姿の大きなカラフルな花を咲かせるので切り花などで有名です。もちろん花がなくともその南国風な姿から観葉植物としての人気もあります。
 草丈:60〜100cm

【育て方・管理方法】

 花期:8月〜6月(花色、環境、株の大きさによっても前後します)
 花の色:橙色、黄色、など。1本の花茎から大体4〜9輪咲く。
 水やり:土が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥には強めですが生育期には普通に水遣りをするほうが良いです。冬場は乾いてから2〜3日後くらいが目安。
 光:日なたを好みます。晩春〜初秋にかけてはできるだけ屋外の直射日光に当て、秋〜春にかけては日中は室内の窓辺で日光浴を。
 土:水はけの良い有機質の少な目な土が適しますが、園芸土に赤玉や鹿沼土、川砂を混ぜて有機質の割合を減らして水はけをよくしても可。
 温度:耐寒温度は0℃。できれば3℃くらいほしいです。生育温度は25℃くらいが適温
 肥料:5〜9月にかけて、2ヶ月一回〜二回程度の置き肥(緩効性肥料)を与えます。魚骨粉や鶏糞などが適すようです。
与え方は株に近すぎないように鉢の縁などに。
 病害虫:アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ
、ナメクジ(基本的に健康な株は病害虫にかかりにくい)
 手入れ:花茎は花が全部終わったら根元から切り取ります。6月〜7月初めあたりに新芽(中心)から4〜6枚残して外の古い葉を切り落とし、新葉の成長を促してやると良いです。
 植え替え:鉢が変形してきたり割れてきたりしたら植え替えを。2〜3年に1度くらいの間隔で、2回りくらい大きな鉢(底の深い鉢)に。3〜4月が適期ですが開花中なら終わるまで待ちましょう。根を崩さなければわりといつでも可。
 増やし方:株分けは冬から春先に。2〜3束1セットにして分ければ翌年開花もありえます。実生はそのままでは発芽率50%くらいです。25℃くらいを保てる時期か、加温ができるならいつでも可。種子についてる毛を取り除き、水に48時間つける。その際浮いた種やつまむと簡単につぶれる種は発芽できないので処分。手に入ればエスレルなどを使うとよいそうです。
土は種まき用土や有機質のない清潔な土。適温下で早くて2週間、遅いと翌年発芽なんてことも。発芽苗は水切れはさせないこと。



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