『た行とな行』の観葉植物

□「て」だ始まる植物
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【ディスキディア・ペクティノイデス】 非耐寒性蔓性常緑多年草


 学名:dischidia pectinoides
 別名:カンガルーポケット,フクロカズラ

 袋状の貯水葉が所々に出来、そのユニークな姿が人気の植物です。が、実は原生地ではただの雑草扱いだそうで・・・(笑)
 袋がカンガルーの袋の様に見えるとの事でカンガルーボケットとも呼ばれます。赤い蕾状の花がつく。

 草丈:蔓植物なので仕立て方による。

【育て方・管理方法】

 花期:本来は春から秋ですが条件さえそろえば周年(蕾が開くことはめったになく、その蕾の中で受粉が行われる植物です)
 水やり:着生植物ですので根は過湿を嫌うので水のやり過ぎに注意!土の表面が乾いてから。冬は土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりが目安。逆に地上部は湿度を好むので春〜秋はなるべく毎日霧吹きでの葉水を。冬も時々葉水はします。
 光:春から秋は明るい室内か、屋外の日陰がいいです。日差しの強い季節の直射日光は葉焼けの可能性があります。特に市販のものは日光に慣れてなく葉焼けしやすいですねー。(うちでは窓際のレースのカーテン越しの光でも夏に葉焼けしちゃいました)耐陰性もありますけど時々明るい光をあてて元気にしてあげましょう。
 土:着生植物なので水はけのかなりいいものを。(例:赤玉+ピートモス+バミキュライト。)ミズゴケでも可。
 温度:育成温度は20〜25℃±5℃、冬越しは乾燥気味にして耐寒性をあげるなど対策すれば越冬温度は5℃以上、できれば10℃以上あれば安心。常時暖かい場所なら普通の水やりで)
 肥料:春〜秋は液肥を週1くらいで。緩行性肥料なら1〜2ヶ月に1度。
 病害虫:カイガラムシ
 植え替え:根が鉢に回れば植え替えますが、根自体かなり退化してるのでかなり時間がかかります。夏を除く5〜9月あたりがベスト。植え替え時は根をあまりいじらず一回り大きな鉢にするか、地上部を切り戻して根も整理します。
 手入れ:枯れは葉は取り除き、蔓は適度に伸ばしてから巻きつけると仕立てやすい。
 増やし方:挿し木、実生(種)(4〜9月末)



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