「さ行」の植物D

□「し」で始まる植物
2ページ/22ページ

【シペラスの育て方】常緑多年草、もしくは宿根多年草

 学名:Cyperus L.

 パピルスが有名かな?元々草丈の長い植物で、萎縮性の種でも40〜60cmにはなります。水性植物ですのでハイドロカルチャ−にも適してますが、少々サイズが大きいのが玉に瑕。水生植物の鉢植えなどでは主役になれる存在感ですね〜。ちなみに茎の先の葉のように見えるのが苞だったりします。世界に実に約700種もあります。の本の種は28種ほど。


【育て方・管理方法】

 水やり:土の表面が乾いたらたっぷり..でもいいですけど元々多湿(水辺)を好みますから鉢皿に水を貯めたり鉢を水中に沈めたりして(この場合鉢の土面より水位が高くなると倒れやすくなる傾向があります)育てます。
ハイドロカルチャーの場合水位は絶えず多めで。
一番出回っている「シペラス・アルボストリアツス」は普通に地植えもできますが、乾燥しすぎると枯れこむので注意。
 光:明るい場所を好みます。直射日光も大丈夫です。耐陰性もありますので明るい日陰でも大丈夫。
 土:田土などが適しますが、有機質な園芸用土も合います。(例 赤玉6:腐葉土4)
 温度:冬場は5℃以上ほしいです。室内で管理するか屋外なら水深30cm前後の池に沈めるのも可。
 肥料:春から秋にかけては2〜3ヶ月に1回緩行性の置き肥を数粒。多肥は巨大化の元なので多少いじめ気味程度でいいですね。
 病害虫:特になし
 手入れ:株が大きくなりすぎたら成長期に根元から刈り込んでおくと新芽がわりとすぐ出てくるので仕立て直せます。
 植え替え:根がいっぱいになれば春〜秋に植え替えます。
 増やし方:株分け(5〜9月)実は挿し木もできます。
苞をつけた茎を、その部分が水に浸るように浮かせておけば根が出てきます。ただし斑入り品種は斑が消えてしまうので株分けにしましょう。



「葵のガーデニング部屋!!」に戻る
「し」の選択画面に戻る
「さ行」のトップに戻る
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ